●現場は止まらない
家を設計して建てるという一連の作業は、
最初から大きな決断を次々と迫られる大変な イベントである。
ほっとする間もなく日々が過ぎ去ってしまう。
しかもそのスピード感は加速していくばかりで、
現場が始まると紙の上で、頭の中で あんなに悩んだことが、
あれよあれよという間に形になっていってしまう。
ゆっくり考えていたいけれど、それではいつまでたっても進めない。
それでも現実には仕上げ材や特に色については、
序々に出来上がってくる現場の様子を みながら、
サンプル等を取り寄せながら、繰返し再確認、再決定していくものだ。
けれど今回の自宅では予算との兼ね合いもあり、
輸入建材の利用を何箇所か考えていたので、着工後すぐに、
中でも木製サッシは着工1ヶ月以上前に発注しなければならなかった。
この輸入建材の中には、比較的安価でありながら無垢の木を味わえるものがあり、
時と場合によっては利用価値はとても高いと思う。
一方難点としては、船便で商品がはいってくるまで、現物がわかりにくいことや
保証の問題、それから建具などは日本とモジュールが異なるので、
見込や高さの納まり上の問題もある。
そして納期がかかるため、色などがからむものを今回のように着工前に
発注しなければならなかったりする。
設計中に熟考してきたが、最終決断となると緊張感が沸いてくるのもやむをえない。
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