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 集まって住むこと

高木彬夫/A+A建築企画設計事務所一級建築士事務所

 01 集住の奨め

 02 小さな町が住みやすい


浦和、大宮、与野市が合併して人口103万人の「さいたま市」になった。
行政の合理化が狙いという事だが、効果が上がるまでには相当時間がかかるらしい。

集団として住民を取り扱う場合には大きいまとまりの方が効率よく処理できるのだろうが、
人間らしく生きたいと思っている私達にとっては、闇雲に大きい町は住みにくい。

生活の場としての町にはそれに相応しいスケールがある。

人口で言えば、私はそれを約200家族、700人ぐらいが適当と思っている。
住んでいる人たちが何となくお互いに顔見知りでいられる人数である。

広さは500m×500m、歩き回れる広さ。
車が通らないゆったり歩ける道がある。
町の中心には広場がある。
人はここで出会い、用足しをしてゆく。
広場には一寸休憩のできるキャフェがある、冬は日溜りが暖かく、夏は木陰が涼しい。
年寄りが木陰で将棋を楽しみ、その横でぼんやり休んでいる人もいる。
駆け回って遊んでいる子供達。
広場には小さなホールが有り、音楽趣味の人達は楽器を演奏したり、コーラスをしている。
ギャラリーでは、絵のサークルの展覧会をやっている。
子供も大人も年寄りもそれぞれが広場を中心に生き生きした暮らしを楽しんでいる。
コミュニティーの中で子供が育ち、年寄りも安心して暮らしている。
住民皆がケアマネージャーである。
町の一角にはマーケットがある。
野菜、魚、肉、お米、パン、雑貨・・毎日使うものは、わざわざ車で買出しに行かなくて済む。
子供たちは学校の往き帰りに、大工さんの仕事場を覗いたり、 鯛焼きのおじさんの手さばきに
見とれたりしながら、物が作られるありさまや仕事の種類、世の中の仕組み等を自然に覚え、
社会の連帯感を自然に身につけてゆく。
家並みが整っている。
壁の色や、屋根の色が美しく調和している。
通りに面した窓は、綺麗に飾られていて楽しい。
電柱が見えない。
看板や、自販機が置かれていない。
ごみの山が見えない。
道は掃除され、並木や花壇の手入れが行き届いている。
広場も並木も、道路も、みな自分達のものだから大切にし手入れをする。
タウンコアーを中心に、住宅が取り囲んでいる小さな町。
みんなが支え合っている小さな町。

私の住みたい町はこんな町です。



高木 彬夫
高木 彬夫(たかぎ あきお)
A+A建築企画設計事務所一級建築士事務所 主宰

E-MAIL appo@ mbc.nifty.com  URL http://homepage2.nifty.com/AandA/

[略歴]
S38  千葉大学木材工芸科学科修了
S38  芦原義信建築設計研究所入所  S58同所退所
S58  A+A建築企画設計事務所設立
S62  YMCAデザイン研究所デザイン科講師就任
H10  同所 建築科講師併任  H12市川市芸術文化専門委員

 


 

 
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