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  建築家のコラム
『工夫のClip
Board』
07 涼を求めて
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梅雨も中盤戦。蒸し暑い日が続きますね。
昔ほど、クーラーがきつくて・・・ ということが少なくなったように思いますが、
やはりまだクーラーに頼った生活をしているのではないでしょうか?
省エネも叫ばれ始めて久しいわけですし、電力の節約ということで、
少しでも自然の力を借りたら?と思うのです。
確か、「徒然草」に「家の住みようは夏をむねとすべし」とあったと思うのですが、
家の住み方も自然に逆らわず工夫をしようということを言っているのだと思うのです。
さて、家でどんな工夫をしているでしょう?
まずは、窓を開ける・・・風通しの確保ですよね。
これは皆さんされているとは思うのですが、どのようにあけてます?
・・・入り口を作ったら、必ず出口も作ってあげましょう。
入り口がどんなに大きく開け放たれていても、出口がなければ通風も望めないのです。
また、入り口と出口の大きさの差は、ありすぎてもよくないのです。
入り口と出口が近すぎても、風が部屋全体にいきわたらないのでこれもペケ。
つまり、適度な距離がほしいということです。
たとえば、低い位置の窓から高い位置の窓へ風を抜く、窓が向かい合った状態で開いている、などなど・・・。
さぁ、部屋の中を見回して見ましょう。
風の通せる窓、みつかりましたか?
近隣と近いために締めっきり、何てことありませんか?
ものがつんであって窓が開けられない!なんてありませんか?
家のためにもよくありません。
小さな心遣い、大きな工夫で、自然と仲良く・・・
そう、暑さとも仲良くすごせるのではないでしょうか?
あと・・・南側へ朝夕水撒きをしたことありますか?
これなんて、手前を渡ってくる風が違ってきます。
南に背の高い落葉樹を植えられる余裕があるのなら、それもお勧め。
森は天然のクーラーといわれるぐらいで、葉からの水の蒸発によるもので、
日陰だからというだけでない涼しさを求めることができるはず。
ちょっと地球に優しく、家にも自分にも家族にも優しく、快適な夏をすごす工夫してみませんか?
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