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  建築家のコラム
別冊 すまいや倶楽部通信
042 屋外空間について 2
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庭は、必ずしも平坦で、四角いスペースになるとは限りません。
あえて整形せずに、その地形を生かすことを考えましょう。
たとえば、三角形のスペースだったら、
竹垣などを建物と平行に配すると安定感が生まれます。
前方が上がっているような場合では、
その部分が築山のようになってかえって演出しやすいものです。
前方が下がっていると奥行感が無くなるので、
あえて庭を2段に分けて、用途を変えるとよいでしょう。
暮らしの場を外に広げる半屋外空間は、室内と外をスムーズにつなぐクッションとしても効果的ですから、
積極的に取り入れたいものです。
特に中庭のようなプライバシーが保てる空間を設けると、外部に1室増えた感覚で、活用範囲が広がります。
また、バルコニーやベランダなど、地上と離れた半屋外空間も、戸外での生活を楽しむ格好の場になります。
幅を120cmくらいにすれば椅子とテーブルを置くことも出来ます。
これらの空間は、地上より日当たりがよく、外からの視線を気にせずにくつろげるというメリットもありますから、
1階に広い庭がとれないようなときはかえって有利でしょう。
テラスやサンルーム、中庭などをアウトドアリビングとして利用する場合は、
床をきちんと仕上げておく必要があります。
雨にぬれることもあるので、必ず外部用の素材とし、ぬれても滑りにくいものを使うことが大切です。
あまり凹凸のある敷き方は歩きにくく椅子などが安定しないので避けたほうが賢明です。
また、排水設備は忘れずに。
このようにアウトドアに使用される素材は室内側とは異なるのはやむをえませんが、
せめて色やイメージは統一しておくと室内に広がりが生まれます。
室内側にサンルームや土間スペースを設けるときは、床を外部用のタイルなどにしてもよいでしょう。
このほか、ベンチやBBQコーナーなど、楽しい仕掛けもいかがですか。
演出に欠かせないものでは照明器具です。
スポットライトや庭園灯などでライトアップすれば建物全体のイメージアップにもなります。
楽しく過ごす場ですから、物置や洗濯物干し場などが見えると魅力が半減します。
庭づくりについてもいえることですが、室外のスペースは、外部からの視線と共に、
その場や室内からの見え方も考慮して、美しく、楽しい雰囲気が維持できるように計画することも大切です。
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