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 別冊 すまいや倶楽部通信


 045 敷地計画について 3


現敷地の広さや形は様々で、すべてが理想通りということは少ない現状では、
その条件を生かす工夫が必要になります。
柔軟性をもって考えれば、必ず解決方法はあるはずです。

変形敷地の生かし方
変形敷地の場合は、四角い平面に部屋を納めていくというような一般的な考え方ではなく、
個々の部屋をどのように組み合わせるか
ということを出発点に、発想を展開することも大切です。

路地奥の敷地
一見、無駄のように思える路地状の部分をカーポートや豊かなアプローチ空間にすれば、
奥の敷地がより効果的に使えることもあります。
また、この部分を玄関やポーチにあて、奥に居室を続ける方法も考えれますから、
十分に生かすことを考えてください。

不整形な敷地
たとえば三角形の敷地では、一般的には、三方の辺のいずれかに平行に建物を配置することになります。
この場合、三角形の空地が残されますが、この部分を利用して階段室、トイレ、浴室などを造れば
無駄がなくなります。
建物を雁行させて、斜めになる辺に建物をうまくなじませたり、思い切って建物を三角形にしてしまったり、
敷地の形状にさからわずに計画すれば、かえって外観や室内空間に面白味が出ることもあります。
四角い平面にこだわらず、自由に考えてはどうでしょうか。

狭い敷地
これは敷地の立体利用を積極的に考える必要があります。
地下室、小屋裏利用、多層のスキップフロアなど、建物を上下にのばすことを考えましょう。

斜面の敷地
ひとつは、敷地を削ったり土を盛って、水平にした上で計画する方法があります。
基礎を一部高くして、平面をつくることも出来ますが、いずれも費用がかさむのが問題です。
斜面に沿うようにフロアをスキップさせ、
一般的な室内外のイメージとはひとあじちがう
変化に富んだ空間にしてもよいでしょう。

斜面の敷地
敷地のほうが高い場合
アプローチを階段状にする方法が一般的です。
1.5m程度の高低差がある場合
敷地の一部を削ってガレージとし、建物内に組み込むのもよい方法です。
2.5m以上の高低差がある場合
鉄筋コンクリート造の擁壁で抑えて、ガレージ、アプローチのほか、本格的な地下室を設けることも可能です。
道路より低い場合
落差が少なければ基礎を高くすることで対処できます。
落差が大きいときは、下にも部屋をつくり、2階からアプローチする形がよいでしょう。


 
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