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別冊 すまいや倶楽部通信
055 建てるときも、住んでからもお金がかからない家づくり No.4
主婦の友社「はじめての家づくり」No.23で「建てるときも、住んでからもお金のかからない家づくり講座」を
書きました。その内容を数回に分けて紹介させていただきます。
「外観や間取りは極端に複雑にしなければOK」
コストダウンのポイントとしてよく耳にするのは、家の形や屋根の形、間取りをなるべく単純にしましょう、
というもの。確かに正論ですが、この考え方でいくと、
総2階で切妻屋根の体育館のような家が一番ということになってしまいます。
もちろんごくシンプルな家が好みなら問題はありませんが、
そうでない場合は
無理やり「シンプル」にこだわる必要はありません。
と、いうのは、大工さんの手間賃は坪いくらの契約にすることが多く、極端に複雑な設計で無い限り、
工事費が大きく跳ね上がることはないからです。
■
材料費も、壁の距離が多少延びても大きく変わりません。
■
また屋根の金額は面積での計算になり、これも多少複雑になっても変わりません。
「窓がやたらと多く取るとコストがかさむ」
アルミサッシュは単価が高く、数が多いとそれだけ鋼製建具工事が増える為、材料費も手間賃もアップします。
■
サッシュの中でも特に
滑り出し窓や上げ下げ窓は高く
(安いのは引き違いです。)、
また
縦長よりも横長の窓の方が高く
なります。
■
サッシュにはめ込むガラスは大きくなるほどガラスの厚みを増さねばならないので割高になります。
最近ではペアガラスが主流になってきたためこの傾向はさらに拡大されてきました。
■
なので寝室には小さいサッシュを、リビングには大きめのサッシュを、という具合に
メリハリをつけて
コストバランスを取るとよいでしょう。
通風や採光が効果的に出来る位置に設け、そうでない位置には多くつけすぎないようにしましょう。
「外装、内装材はそれぞれなるべく統一して」
■
外装材、内装材とも、いろいろな素材を少しずつミックスして使うより、
1〜2種の素材でまとめたほうが
コストを抑えられます。
工務店が材料を仕入れる際に、多くの種類を少量ずつ仕入れるより、
少ない種類のものを大量に仕入れるほうが、仕入れ価格を低くできるからです。
それぞれの材料が少しずつ余るという無駄もなくせます。
■
また、違う素材をつかうことによって仕事の種類が異なれば、職人の種類が増え、
それだけ人件費がかさみます。
■
ちなみに外壁はウレタン塗装のサイディングが、内壁はペンキ仕上げがローコストで
メンテナンスも楽なのでお奨めです。
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