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 別冊 すまいや倶楽部通信


 061 建てるときも、住んでからもお金がかからない家づくり No.10


主婦の友社「はじめての家づくり」No.23で「建てるときも、住んでからもお金のかからない家づくり講座」を書きました。
いよいよ残り2回を残すのみになりました。
建築費(イニシャルコスト)を抑えても、光熱費などのランニングコストがかかっては、
結局「高くつく家」ということになります。
ランニングコストを抑える為のノウハウをご紹介します。

「窓はペアガラスのサッシで冷暖房効率を高めて」
ガラスは熱を逃がしやすいので、窓を多く開けると、それだけ冷暖房効率が悪くなり、
ランニングコストがかかります。
そこで、空気(または真空)の層を2枚のガラスでサンドイッチしたペアガラスにすると
格段に熱を逃しにくくなります。
ペアガラスにもグレードがあり、空気層が6ミリ厚のものや12ミリ厚のものなどがあります。
前者の安価なタイプでも効果は十分。
最近、このタイプは普及拡大されてごく普通に採用されるまでになってきました。
夏場の冷房の効きを更によくするためには、カーテン(遮光カーテンなどは更に効果的 )を閉めて
日差しが直接入るのを防ぐと効果的。
ブラインドよりカーテンのほうが効率は高くなります。

「冷暖房のイニシャルコストもランニングコストもさげるには」
現代の住まいは気密性が高くなっているので、通風、採光に配慮した窓配置にして
ペアガラスのサッシュにすれば冷暖房が効きにくいというのはあまりありません。
ただ、必要以上に窓をとったり、大きな吹き抜けを設けると冷暖房の効果が悪くなるので、
注意が必要です。
イニシャルコストを下げるなら、配管設備だけにしておいて、あとでディスカウントショップでエアコンを購入し、
取り付けてもらうのもよいでしょう。
また、太陽の熱や光を利用するソーラーシステムや太陽光発電の設備を導入すると、
熱効率のランニングコストは下がりますが、イニシャルコストは150〜200万円程アップするので
よく検討されてください。(湯山重行設計工房調べ)

「ランニングコストを下げる照明の選びかた」
蛍光灯は白熱灯と同じ明るさが、少ない消費電力で得られる上、耐久性も2〜3倍あります。
普通の蛍光灯より値段は高めになりますが、白熱灯のような暖かみのある色のものも。
ただし蛍光灯はつけたり、消したりするときに電力をくうので、
繁雑にスイッチのON、OFFを繰返すトイレや洗面所には白熱灯の電球のほうが向いています。
また、照明は交換するときのことも考えて。
たとえばスポットライトに使うハロゲンランプは、電球の値段、消費電力ともに高いうえ、
扱っていないお店も多いので切れたときには困ることもあります。
吹き抜けがある場合は、交換する際のハシゴを新築祝いにい必ずもらっておきましょう(笑)


 
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