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  建築家のコラム
別冊 すまいや倶楽部通信
081 IHクッキングヒーター
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「家の中で火を使いたくない」
「老人の火の消し忘れ防止の為」
「部屋の中の酸素を汚さない」
「環境に優しい」
「表面が平らなので、掃除がしやすい」
などでキッチンのレンジをガスから電気のIHクッキングヒーターを選ばれる方が少しづつ増えてきました。
「電気だから火力か弱いのでは?」と思われますが、そんな心配はご無用。
キッチンメーカーなどにはたいていIHのブースがあって、ガスレンジとの比較を体験出来るようになっております。
お湯を沸かすのにそのくらいかかるかという実験をすると、ガスコンロの約半分の時間で沸かすことが出来ます。
電磁調理器なのでプレートの下にあるコイルに電流を流して、強力な磁力線、つまり電磁波を発生させます。
そして、上に乗せた鉄やステンレス製の鍋の電気抵抗で発熱させるしくみなのです。
電気抵抗を利用するだけに鍋などとの相性があります。
鍋を見分けるコツは底に磁石がつくかどうかです。
鉄や鉄ホーローやステンレスで鉄やアルミをはさんだ多層鍋はOKです。
形にも条件があり、中華鍋など底の部分が平でない鍋や直径12センチ以下の鍋は使えません。
安全機能が作動しなかったり、逆に作動して加熱しなかったりします。
ステンレスだけの単層鍋は加熱ムラがありますが、早く熱くなるので湯沸しやゆでものに向きます。
多層鍋は均一に熱くなるので焼き物や煮物に向きます。
効率が良いので、余熱のし過ぎには注意してください。
ガスコンロと違ってまわりが熱くならないので気づきにくいのです。
鉄の薄いフライパンでは370度にも上昇するそうです。
これは油が発火するほどの温度です。
ある程度の慣れが必要ですが、お求め安い金額にもなってきたので、検討の余地はありそうです。
一方、IHクッキングヒーターは電磁波を発生します。
この火力を生む強力な電磁波の体への影響はまだ解明されておりませんが、
メーカー側ではWHOの基準値以下に抑えているとのことです。
余談ですが、ある市民グループでは妊婦だとちょうどお腹が電磁波に最も近づき、
子供だと頭が近づき電磁波を強く受ける事になるので、30センチ以内には近づかないと呼びかけているそうです。
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