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  建築家のコラム
別冊 すまいや倶楽部通信
082 塗料と環境
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改正建築基準法で内装制限や強制換気の義務づけが始まっております。
ホルムアルデヒドは主に接着剤に含まれているので接着を要する合板、積層材、集成材、
建具のドア、引戸などに目が行きます。
さて、建材ばかりに注意が行きますが表面に塗る塗料はどうでしょうか。
住宅の内部に関するペイントは主に
○鉄骨部分に塗る油性ペイント
○木部の肌合いをそのまま保護するクリアラッカーペイント
○シックな雰囲気を出すために木部を着色するステイン
○壁などをマットな雰囲気にするエマルションペイント(水性ペイント)
などがあります。
日本ペイントのガイダンスによると、
F☆☆☆☆(フォースター)一部F☆☆☆の塗料に変更済みとのことで殆ど問題はないとのことです。
出来れば溶剤を使う油性系の合成樹脂調合ペイントはさけて、
水性系のエマルションペイントを使っていただくのが環境の観点から考えるとお奨めだということです。
従来、油性でしか塗れない所も水性の塗料の開発で可能とのことです。
水性だと使用した後の残りの処理や缶を洗うのが楽とのことでした。
油性だと廃棄する場所に困るので埋め立てなければならないのが実情だからです。
住宅程度ではあまり現実味がないのですが、ビルや公共建築物では塗装の量が膨大であるために
缶の処理や廃材の処理が深刻な問題だそうです。
メーカーは缶も20回リユースできるように樹脂製のリサイクル容器に替えだしました。
ところでホルムアルデヒドは建材の接着材だけではなく、タバコ、りんご、梨、赤松からなどにも
出ているそうですよ。
全面禁止になったクロルピリホスは、以前問題になった中国のほうれんそうの農薬としても使われていました。
こんな風に身近に潜んでいます。
解らないのは怖いけど、過剰になるのも人生狭くしそうですね。
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