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  建築家のコラム
別冊 すまいや倶楽部通信
092 CAD
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前号で、設計者は図面を製図板ではなく、CADを使って描いていることを紹介しました。
CADの三次元作図機能、グラフィック機能をフルに使い、プレゼンテーションのテクニックを磨いて、
コンペ(設計競技)を勝ち抜く設計者も増えてきております。
クライアントに設計主旨をいかに判りやすく表現するかが仕事をいただく上で、最重要になってきました。
ネット上でも住宅などのコンペが頻繁に行なわれています。
プレゼンテーションでのセンスよい表現も設計者の力量を計る上で重要ですが、
建物が実際に希望通りに竣工されることが最終的な目標です。
アトリエ系の設計事務所では、大先生の元で働くアルバイト大学生諸君が、
主にCAD操作を行なっていることが多いです。
図面上で上手く描けても、実際は構造的に成り立たない作りであったり、
実際には建築費も莫大にかかったり、
雨漏れが心配なプロポーションであったりするときもあります。
設計者は、クライアントの希望を出来るだけ叶えようと、全力で自己の感性を発揮しているのですから、
決して悪気はないのですが。
そのようなこともあるので、クライアント側もインターネットなどで出来るだけ建築の知識を蓄えて、
設計者を総合的に判断できるようになれば、より良い住まいが実現することでしょう。
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