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  建築家のコラム
別冊 すまいや倶楽部通信
227 「湯山紀行」国内編 その10 (伊勢神宮)
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イスラム教の「アッラー」、
キリスト教の「イエスキリスト」、
仏教の「お釈迦様」、
に対抗すべく誕生したのが日本の代表、「神様」。
世界の最初に高天原で、別天津神・神世七代という神々が生まれ、
最後に生まれてきたイザナキ・イザナミにより誕生したのが日の神、アマテラスであったとされます。
伊勢神宮の内宮は天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭り、
外宮は豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祭られて他の神社とは別格とされています。
それが証拠に、まだ暗い午前4時の開門でも既にスーツ姿の人々が
揃ってお参りをしていたりするほどの格式でした。
神道は少々難しいので作法云々は割愛したいところですが、
荘厳さが漂う、砂利が敷き詰められた宮内を歩けば気が引き締まり、
神道者で無くてもこころが洗われるものです。
既にご存知かと思いますが、内宮の本殿は20年ごとに全く同じ形で建て直されるので、
常に2つの敷地が用意されています。
今回が右側の敷地を使用しているので次回は左側の敷地に建てるのです。
20年ごとと区切るのは、耐用年数もさることながら、宮大工を初めとする職方の建築技術の伝承、
伝統工芸の伝承などの意味があるのです。
解体された古い建築材は縁起物ということもあり、神宮内の他の社殿や施設に使用したり、
日本各地の神社に譲り渡されたりして再利用されるのです。
専用の林「神宮林」は、神路山、島路山、高倉山を主体とし面積は5,410 ha。約2,500 haのと天然林と、
将来の神宮式年遷宮で使用される予定のヒノキの植林を行なっている人工林に2分されています。
一級建築士の試験問題にも出るように、この伊勢神宮の内宮のみが唯一神明造と呼ばれて、
奥行きより幅が大きく、高床式倉庫から発展し、穀物の代わりに神宝を納めるように変化したと
考えられているように、柱には基礎がない掘っ立て柱のシンプルな構造です。
仕事柄、研究しようと画像データが欲しいところなのだが、
本殿は撮影禁止なのでよくワカリマセン。
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