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  建築家のコラム
別冊 すまいや倶楽部通信
228 「IHクッキングヒータとガスレンジ どっちがいいの?」その1
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新築時に調理器具にIHクッキングヒータを採用されるご家庭は、今や8割程です。(当事務所調べ)
「ガスに比べて安心で熱効率がいいから」ということで採用されるのがその理由ですが、
ガスってそんなに悪いものでしょうか?
世間の風潮で「何となく流行りに乗ってみた」というのが本音なのではないでしょうか?
今回は私が「男の料理教室」に参加した際、料理の先生に伺ったことを交えながら
二つの調理器具を整理してみたいと思います。
ガスレンジも改良を重ねて機能も除々にIHクッキングヒータに近づき出しました。
ガスレンジは五徳まわりの油汚れを掃除するのが大変です。
IHクッキングヒータ(以後IH)は一面、平滑なガラストップグリルトップなので、汚れもサッとひとふきです。
ガスレンジもその点を考慮して取り外しが簡単な五徳の下はガラストップとして、
上に載っただけの五徳を持ち上げれば簡単に汚れを拭き取ることが出来ます。
IHは温度調節が簡単です。
デジタル表示に温度を合わせれば10度刻みで温度設定が出来て、揚げ物なども楽々出来ます。
ガスレンジは手元の回転レバーで目視しながら火加減を見るので、勘に頼ることが多かったのですが、
IH同様、160度から10度刻みで 設定ができるようになりました。
IHは安全です。
IHとは電磁誘導加熱(Induction Heating)のことで、IH加熱は磁力発生コイルから発生した磁力線が
鍋底を通過するときに、うず電流となりその電気抵抗で鍋自体が発熱するしくみとなっています。
炎が出ないので火災に強く、調理直後でなければ天板も熱くないので、子供にも安心です。
ご老人の消し忘れにも対処出来るので二世帯住宅にもとても人気です。
一方のガスレンジは炎が発生するので衣服に燃え移ったり、火傷になる危険性があります。
酸素を使い、一酸化炭素が増大するので中毒にならないように換気も必要です。
ただ最近では、今まで一つのバーナーにしか搭載されていなかった温度センサーが、
全てのバーナーに搭載されました。
グリルも安全機能が搭載されており、より安心して使えるコンロに生まれ変わりました。
ガスレンジも巻き返しをはかり出したようです。
続く。
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