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屋根に到達したのは、実はヘチマではなくヒョウタン。
ま、どっちでもいいけどね。
ところでみなさん、ヤブカラシをご存知?
繁殖力が旺盛で、ヤブの上に覆いかぶさって繁り、
ヤブを枯らすように見えることから名づけられた植物。
...と、そこまではいいんですけどね。
別名は、何と、ビンボウカズラ。
手入れの悪い貧乏くさいところに生えるから、だって。
放っといてください。
実はこのヤブカラシちゃん、堂々たる態度で9坪ハウスの壁面を
思うがままに行き来してるんですね。
「ありゃありゃ、こんなになるまで放っておくなんて、しょうがないですな」
なんて言わないでよぅ。
アゲハチョウは、ヤブカラシの花が好きらしいんですよ。
“庭にひらひらアゲハの舞い”だったら、見たいって言うヒトはいますよね。
もちろん、園芸用と言われる植物も壁面を這ってます!
暑い夏であるがゆえ、毎日の水やりは欠かせないし、
日ごと伸びるツルの誘引も蚊に刺されながらの作業になるので、
ルンルン気分というより、正直言って気が重い。
だけど、毎日ソトに出るということは、人との出会いに繋がるんですね。
この家の緑化を始めてからは、ご近所の人たちと頻繁に接触するようになり、
植物を介してより一層会話が弾むようになったのであります。
「北側でも、植物は充分育つんだってわかりましたよ」
「フキ、ニラ、ニガウリ...。我が家が食料不足になったら、頂戴しようかな」
「時々カメラマンが出入りしてるみたいだけど、娘さんはモデル?」
う〜ん。新参者としては、これはニガウリよりすごい収穫!
植物には、ヒトとヒトを近づける不思議な力があるんですねぇ。
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