9坪スタジオ Qちゃん
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2004年12月 「ハレの場」

ふだん、家族が中心の生活を送る、「家」。
もちろん、日常の暮らしはとても大切で、ベイシックなもの。
でも、住まいを、ひとつの空間と考えれば、
家は、もっともっと、いろんな使い方ができるはず。
    
スミレアオイハウスでは、竣工以来、自宅を解放して
人が集まる場をつくってきました。
こんな小さな家に、大勢の人がぞろぞろ。
だいじょうぶかぁ? 入れるのかなぁなんて心配したことが
何度もありました。

でも、来た人が、楽しそうに過ごしている様子をみると、
それまでの不安は、どこへやら。
やってよかったと思うと同時に、
ますます、この家のことを見直してしまうのです。

今回の9スタは、先日おこなったスミレアオイハウス5周年記念パーティの中継です。
この5年で、家が、どんなふうに変わっていったのかも、
合わせて紹介していきます。
どうぞ、ごゆるりとご覧ください。





今回の5周年パーティでは、お披露目が3つありました。

1つは、2階にできた子ども部屋。
2階にできた子ども部屋

9スタでも紹介したけれど、やはり、実際に見たいという人がたくさんいます。

2つめは、美濃の手漉き和紙で張り替えたばかりの障子と襖。
美濃の手漉き和紙で張り替えたばかりの障子

障子の木枠に合わせて、一列ずつ、薄手の紙と厚手の紙が
交互に張り合わせてあります。

美濃の手漉き和紙で張り替えたばかりの襖

リビングとの間仕切りには、シロツメクサを封じ込めた和紙を。

シロツメクサを封じ込めた和紙

畳の間の押し入れには、萩を漉きこんでいます。
いずれも、庭ですくすく育った植物。つみとって、押し花にしたものを
紙漉き職人さんに渡して、漉いてもらいました。

そして、3つめのお披露目は、ヨットの帆を思わせるタープ。
ヨットの帆を思わせるタープ

これは、三浦秀彦さんが、デザイン製作してくれました。
もちろん、日よけや雨よけを目的としているのですが、
タープを使った別の楽しみ方を、今回は提案してくれることになっています。

あ。あと、家そのものの変化ではないけど…
クロネコのぴんぽんちゃん

クロネコのぴんぽんちゃんが、住人の仲間入りを果たしました。
娘たちは、犬がほしいと言っていたけど、
ネコと縁があったようです。
これからどんなことが起こるのかも知らず、のんびりするぴんぽん。
でも、いっぱい人が来たらどうなる? 逃げ場をつくってあげないと…。

ノミオハウス

娘たちの親心から、ぴんぽんの家は急きょ増築され、2階建てに。


今回は、カクテルをつくる助っ人チームが登場。
橋本さん、小沼さん、王子さま(本名、忘れた)が、
ゆずを使った、オリジナルのカクテルを考えてくれました。

※編集注:”王子さま”は、次の年取材させていただいた
msg.の大治さんです。
カクテルをつくる助っ人チーム
「カクテルをつくる前に、まずは、腹ごしらえからね」
縁側で車座になり、助っ人チームはお腹を満たします。
確かに助っ人なんだけど、端から見ると、
単に「縁側で、すでに飲んでる人たち」に見える。(笑)
縁側で車座
そのうち、続々と人がやってきて、
縁側の下には、靴がいっぱい。
ここは、玄関にもなるのです。
縁側の下には、靴がいっぱい
自転車でやってくる人もいました。
デザイナーの浅野さんも、そのひとり。
近所かと思ったら、
「五反田から飛ばして、一時間ちょいだった〜」って。
かるーく流してくれましたよ。
自転車でやってくる人
「じゃぁ、つくりますかね」
橋本さんが、慣れた手つきでシャカシャカやりはじめます。
思わず「橋本さんの本業は?」と訊ねたくなるほど、
様になってる。
慣れた手つきでシャカシャカ
ゆずの香りがする、さっぱりしたカクテルが
あっという間にできちゃった。
さっぱりしたカクテル
道具はもちろん、グラスもお酒も、
カクテル助っ人チームの持ち込みです。
カクテル助っ人チームの持ち込み
ふだん、食事に使う丸いテーブルを囲む、というより
人が押し寄せている感じです。
そして、みんなの視線は一方向に。
その理由は、コレ↓。
人が押し寄せている
音と映像を楽しんでいるのです。
丸テーブルの上にプロジェクターを置き、
畳の間の壁に映像を映し出して
みんなで映像を鑑賞します。
「家を使って、映写会を開きたいね」
と話していたことが現実になりました。
家を使って、映写会
映像の制作は、あらかじめ、数名の人にお願いしたので、
バリエーションがあって、楽しめました。
スミレとアオイも、制作者のひとり。
いろいろと、苦労があったようです。
家を使って、映写会
外でも、三浦さんが映像の準備をはじめました。
家を使って、映写会
タープで、映像を楽しもうってわけです。
タープで、映像を楽しむ
「こっちのほうが、たのしいもーん」
今年、テラちゃんが指導、学生群団がつくってくれた縁台は、
大活躍。
縁石に合わせた細長いお堀も、子どもたちに大人気です。
縁台とお堀
忙しい中、小泉誠さんが駆けつけてくれました。
ところで、小泉さんはいったい何を見てるんだろう?
小泉誠さん
キャンピングセット?
そうか〜。こんなふうに、庭でくつろぐのもいいかも。
キャンピングセット?

夕方

だんだん、あたりが暗くなってきました。

まるで、スパイダーマン
かならず、窓の近くに行きたいという人が現れる。
まるで、スパイダーマンです。
ところで…だれだっけなぁ?
久保兄ィの竹のかご
久保兄ィの竹のかごに、紅白のすあま。
並べても、あっという間になくなってしまいます。
パイナップルと生ハム
パイナップルと生ハムを持ってきてくれた友だちは、
ちゃちゃっと切り分けて盛りつけた後も、
引き続き、洗い物などの台所仕事を、
三浦さんの奥さんとともに率先してやってくれました。
友だちのありがたさを、ひしひしと感じます。(泣)
齋藤義幸さんがつくってきてくれたとり肉料理
「このタレが、またイケルのよ」
料理の盛りつけに励む友人の声が…。
すかさず、私も味見。
齋藤義幸さんがつくってきてくれた、とり肉料理は
後をひくおいしさでした。
小さな子ども連れ
今回は、小さな子ども連れでやってくる人が
多かったようです。
お昼寝を体験
この赤ちゃん、スミレの段ボールベッドで
お昼寝を体験されました。
寝心地はどうだったんだろう?
カクテル
やはり、カクテルは夜が似合いますね。
自分でシャカシャカ
「自分でシャカシャカしたい!」という人も現れて、
まだまだにぎわう、スミレアオイハウス。
輪島の桐本さんと山崎宏さん
帰りじたくをはじめる人がいるなか、電話が鳴りました。
「今から行っても、まだやってる?」
輪島の桐本さんが、成城から駆けつけた時には、
日が、とっぷり暮れていました。
山崎宏さんと「がはは!」の笑顔。すごく楽しそう。
これだから…やめられないのです。
タープに映し出された映像
タープに映し出された映像に目を向けると、
いつもの庭が、まるで違ったものに見えてくる。
ホントに、ここはスミレアオイハウス?
不思議な気持ちです。

今度は、寒くない時期に、何かやってみたいなぁ。





この5年の間、いったいどのくらいの人がここを訪れただろう。
ふと、考えることがあります。

家を介して、人が集まり、人と人との出会いが生まれる。
これまで、本当にたくさんの人たちとの出会いがありました。

友だちが、その友だちを連れてくれば、
知らない人が、半分以上いたって、不思議ではないんだものね。

そうして、私が知り合いをつくっていったように、
ここを訪れた人たちもまた、新たな、いいつながりができてるといいなと思う。
実は、このパーティでも、施主と建築家の出会いがありました。
出会いって、どこにあるかわからないものですね。

もしかして、ここで知り合った人同士が
ともに人生を歩むパートナーになった…なーんていうのもあったりして!
(*ノωノ)キャー

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