昨年、一冊の本を編集したことがきっかけで知り合った
美濃の紙漉き職人・加納 武(かのう たけし)さん。
それまでは、和紙のことをよく知らなかった。
でも、実際に見くらべたり手で触ってみたりするうちに
和紙には一枚一枚特徴があること、違いがあることがわかってきた。
「かみのしごと」でも紹介しているように、

「かみのしごと」和紙の里・美濃のはなし 発行/ラトルズ
我が家の障子は昨秋、加納さんが一枚一枚手で漉いた紙に張り替えた。
障子四枚すべて引き出すと、透き通るような純白の和紙が空間に広がる。
その場に、キリリとした緊張感が生まれる。
パーンと張りつめた「紙の音」がする。
この紙は、どうやってでき上がるんだろう。
もう一度、ゆっくり加納さんと話がしたくなって
ふたたび美濃を訪ねる旅にでた。
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かのう たけし
幸草紙工房(さいぐさがみこうぼう)
昭和47年、美濃市保木脇に生まれる。
飛騨国際工芸学園木工科卒業
後藤茂氏に師事
2004年 幸草紙工房として独立 |
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カッコよく旅立ちたかったのに、雪の影響で在来線が一時ストップ。
予定していた新幹線に乗り遅れちまったよーん。
急きょ、ルート変更。

名古屋から、かわいらしい顔の電車にゆられていきましたよ。
何とかたどり着いた美濃の空は、青かった。
迎えに来てくれた加納さんの車で、工房へ向かう。
おぉ、美濃の山が見えてきました。
山から湧き出る水。川を流れる水。
和紙は、豊かな水から生まれるのであった。