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 『住まいのhint!』 written by 赤星たみこ


 13 家を楽しむ

今回は私の家ではなく、カナダに住む友人の家を紹介しましょう。

カナダのカルガリーに住む友人夫婦、スザンナとローランドは、去年、念願の家を買いました。
1960年代に建てられた家ですが、これから外壁を自分たちで塗るそうです。

家全景
見てのとおり、家は二層住宅になっていますが、
地面のすぐそばに見えている窓は地下室の窓です。
カルガリーは冬がとても寒いので、1階は半地下にして
地熱で断熱する家が多いとか。
塀や門扉はありませんが、敷地には芝生が植えてあり、
車道からは敷石がゆるい弧を描いて
玄関まで延びています。
こういうカーブした敷石はカナダでは珍しいそうです。
普通は車道からまっすぐ家につながっているんです。
これは東洋の影響だと言っていました。

玄関から見た階段

 

玄関を入るとすぐに、上へ行く階段があります。
(右横には下向きの階段もありますが)。
階段の上がリビングです。
この壁の色、素敵だと思いませんか?
スザンナとローランドが二人で塗ったそうです。メキシコのレンガの色をイメージしたそうです。


リビング
階段から見たリビングの様子です。
階段の上の壁の色と、ここの正面の壁の色は違います。これも友人が塗った色で、砂漠色と言っていました。

窓の鳥
リビングの窓に、鳥の切り抜きが貼ってあります。
これだけ大きな窓だと、鳥が飛んできて激突するのだそうで、それを防止するためにローランドが鳥の形を切り抜いて張ったそうです。
この窓のすごいところは、これだけ大きな一枚ガラスで、しかも二重窓になっているというところです。
1960年代に建てられたままの家ですが、その当時から、いえ、もっともっと昔から二重窓は普通のことだったんです。二重窓は寒い国の必需品ですね。

ダイニングコーナー
リビングの右奥にダイニングコーナーがあります。
このテーブルは、実はもっと小さいのに、上に板を置いてクロスをかけているだけなんだって!クロスの色と壁の色がマッチしているし、とても板を置いただけのテーブルには見えませんよね。
奥の棚は、スザンナの友人が手作りしてくれた棚だそうです。道理でサイズが合っているんですよね。

キッチン 
映っているのは赤星です。
カウンタートップが私のウエストよりやや上くらいで、使いやすいと思いました。もっと高くてもいいくらいです。
左端においてあるのは食器洗い乾燥機です。
60年代からずっと置いてあるもの。
カウンターの右端にある白いオーブンもこの家が建てられたときからのものです。今もちゃんと使っています。
扉の色はオリーブグリーン。取っ手は銅色。
今白いタイルになっているところは、いずれは銅版を貼る予定だそうです。

バスルーム
バスルームも引出しや扉に色を塗ったり、もちろん壁も自分たちで塗っています。
鏡の上の照明も自分たちの好みのものに取り替えました。

こんな風に、スザンナとローランドは家に色を塗ったり小物を取り替えたりして、
自分の家を自分好みにどんどん変えていきます。
家が売りに出されていたとき、こんなにきれいになるとは誰も想像もつかなかったとか。
スザンナはこの家を見た瞬間に、この壁をレンガ色と砂漠色にしよう! と思ったんです。
売りに出されていたときは、普通の、古びた、汚い家だったそうですよ。信じられないです。

次回は、この家の楽しみ方をチェックしてみましょう。お楽しみに!


 
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