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『住まいのhint!』 written by 赤星たみこ
14 家を楽しむ 2
前回に引き続きカナダの友人宅を紹介します。
友人スザンナと知り合ったのはもう20年ほど前になるでしょうか。
私がアメリカ旅行の帰りの飛行機に乗ったとき、隣の席に座ったのがスザンナでした。
カナダから日本へ遊びに行く彼女と、飛行機の中でたばこの火のやりとりをして親しくなりました。
テーブルセッティング
現在、スザンナはカナダのカルガリーに住んでいます。
カルガリーは恐竜で有名な州ですが、牛肉も有名です。
ビーフステイツと呼ばれるそうです。
私たちが遊びに行ったとき、当然、ビーフを焼いてくれました。
おいしいステーキディナー
サラダにはイチゴが入っていました。
ステーキの付け合せはポテトと玉ねぎをいためたもの。
サワークリームソースをかけていただきます。
ビーフはやわらかく、でも日本の肉のようにやわらかすぎず、しつこくなく、しっかりと肉の味がしました。
どんなに安い肉でも、肉の周りを脂の層でくるむようにカットするとおいしくなるのだそうです。
アボリジニの絵
ダイニングテーブルの周りには、いろんなものが飾ってあります。
もともと日本へ遊びに行くような人だから、
エスニック趣味がある人なのでしょう。
彼女の家は、典型的な北米スタイルとはかなり違います。
アボリジニの絵やネイティブアメリカンやメキシコの民芸品などが
飾ってあったりします。
フラワーアレンジメント
スザンナは銅製品が好きで、これも銅のプレートの上にいくつかのマグカップと銅のカップを置いて花を生けてあります。
そこへオレンジ色の砂をあしらっているのがいかにもスザンナのセンスです。
さすがわが友!
このセンス、私は好きです!
手作り食器棚
この家の家具は、スザンナの友達が手作りしてくれたものが多いそうです。
この食器棚もスザンナの友人作。
この家にあわせてデザインし、大きさを測って作ってくれたとか。
素朴な味わいの食器棚です。
夜のリビングルーム
ソファの後ろにある屏風、ちょっと素敵だと思いませんか?
「これ、どこで買ったの?アンティーク?」と聞いたら、なんと!
スザンナの友人が板に絵を描いてくれて、 それに脚をつけただけなんだそうです。
しかもその脚は、ごみ置き場から拾ってきたものだとか。
ラスコーの洞窟壁画を模した絵。
黒い枠と脚は、黒いペンキを塗ったあとに砂でこすって古びた感じを出した、と言っていました。
凝ってますよねー。
壁に丸いオブジェがかけてありますが、これはスザンナのおばあちゃんが流木を拾ってきてそれを丸いプレートにくっつけたものだそうです。
砂漠色とレンガ色
この壁の色は、スザンナとローランドが二人で塗ったもの。
左側の壁はレンガ色。
右手の壁は砂漠色だそうです。
奥に見える壁は白ですが、そこもいずれは塗るのかなあ?
ソファにかかっているカバーやクッションが、エスニック風ですね。
家のいたるところに、スザンナの工夫とセンスが表れています。
家を育てる、というのでしょうか。
家を購入したらそれで終わりではなく、壁に色を塗ったり、花を飾ったり、オブジェを作ったり、
いろんなことをして家を自分の好みに改造していくんですね。
スザンナだけが特別というわけではなく、DIYのお店はどこでも繁盛しているようですし、
道具や素材もたくさん売られています。
趣味としてのDIYが確立しているんですね。
家を育てるのが趣味のスザンナ。彼女のバスルームもまた素敵です。
次回をお楽しみに!
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