第7回目のトモダチ 小形さんのいえ 2003年8月日訪問
小形 徹さん 祐美子さん
+プロスペクトコッテージ
〒239-0833 神奈川県横須賀市ハイランド5-20-4
TEL+FAX 046-848-2081
mail
homepage
イギリスのAAスクールから帰国し、磯崎新アトリエ勤務というバリバリの建築という経歴だけど、建築おたくという雰囲気はまったくなくて、とても気さくな人。奥さんの祐美子さんと2000年に、プラス プロスペクトコッテージ 一級建築士事務所を設立。
先日はどうもありがとうございました。
とてもいい経験になり、とても楽しかったです。
小形さんの家は、遠くまで来た甲斐があるなぁ!と思うような良い建物でした。
私はデッキの空間と、小さな窓が一番印象的で気に入りました。デッキは落ち着く雰囲気があり、イスに座ってのんびりしたら気持ちいいだろうなぁと思いました。小さな窓は、白い空間に唯一色がついていて、ポイントになっていてきれいでした。壁インテリアだと思っていたら、開いて窓になっていて、空が見えてとてもきれいでした。
お話もおもしろくて、とてもいい一日になりました。
ありがとうございました。これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
建築家が建てた家に行ったのは
初めてだったのでうれしかったです!
行って自分の知識が無いに等しくおもいました、
出なおしてきます…。
お料理がとてもおいしかったです。ありがとうございましたー!
光?空間?建築?
シュウ
夏休み気分で、
少し遠くへ行きたいなあというアコの希望もあり、
今回のいえトモは、
久里浜の小形さんのいえに遊びに行くことになった。
しかし、そこで『住宅って何?』という宿題を
持ち帰ることになろうとは、考えてもみなかった。
建築家の小形さん夫婦が、
8年前に自分たちのために建てた家。
それは、ごくごく自然の成りゆきだったと言う。
特別に自分たちが住みたい家の
イメージが強くあったわけでもないし、
ことさらに自邸を作品として発表するつもりもなかった。
たまたま土地があり、少しの貯えがあり、
ああこれなら自分たちの最低限の居場所が確保できるかなという程度のことだったらしい。
まだ、ふたりとも20代で、将来のことなんか想像できないし、いや、むしろ将来の可能性を決めてしまうのがいやだった。
夫は、その頃に勤めていた設計事務所の九州の現場にいて、
家が完成するまで、ほとんどこの家ができる過程を見なかったし、
妻にしても、 何度か現場に立ち会った程度だ。
ローコストで、難しいことはできるかぎりなくして、
図面さえあればちゃんとした工務店なら成立するような設計を心がけたと言う。
実は、家に伺う前に、ふたりのホームページでこの家のことを拝見した。
そこには、光と空間を意識した静かな佇まいの住宅があった。
その印象はとても強く、ぼくの心に残った。久里浜に建つ建築家の自邸。
正直なところ、今回の訪問は、小形さんの家に遊びに行くというよりも、
住宅作品を見に行くという意識の方が強かったのかもしれない。
でも、実際に行ってみて、何かが違った。
確かに光や空間をきちんと考えた
住宅であることには間違いない。
しかし、小形さん夫婦の誠実で正直な人柄と、
シンプルで清らかな生活をサポートする心地良いこの家は、
作品を優先して生活を犠牲にするようなものではないし、
もちろん奇抜な建築遊びでもない。
『生活をいれる倉庫のようなものでよかったんですよね。』
という言葉を聞いた。
へたをすると住宅は
建築家の勝手な自己表現にもなるし、
そこに住む人のための見栄とか
欲望のかたまりにもなったりする。
生活するための器を素直に考えること、
必要以上に、デザインし過ぎないこと。
そんなことを、あらためて学んだような気がする。
小形さんの家のような
素直なデザインにひかれてしまうのは、ぼくだけだろうか?
ここまで読んで、今回のいえトモが、
ずいぶんまじめで固い集まりだったと思う人もいるでしょうが、
実際の集まりは、夏休に昼間からビールとワインを飲んで、
おいしい手料理をいただき、なんてことはない話をして、
幸せな時間をすごしたのでした。
AV機器のある窓、だそうです。
階段下を使っていますが、
「使ってるぞ」感がないのが
不思議です。
いわゆるDKですが、いろいろな窓を印象的に設けることによって、光を楽しむ空間になっています。
午後〜夕方にかけて外の光が少なくなって、照明がつき、雰囲気も変わる。
和室の押し入れも、階段上部を利用しているため上段のみ。
塀がクランクしていることで、
単調になっていない。
玄関は広くて入りやすかったです。
設計ではなぜか小さくなりがちですが、
同じくらいの面積でも玄関が広々していると、
ゆったり感がでるようです。
前面道路との境界とデッキは杉の足場板でできていて、ブロック塀とは違う、優しい印象を与えています。
また外壁のガルバリウムとも対照的。
下角の窓から見えるグリーンは
ハーブだそうです。
モコモコかわいい。
物干もデッキと一緒にデザインされているので、違和感がないです。
和室によくみかける下の位置に設ける窓。
角にあるので、外の視線が抜けて効果的。
ワンルームは収納をうまく利用して、オープンになりすぎないようにしています。
この点線部分は吹き抜け。
空を見る窓と2階のワークスペースとつながる窓があります。
郵便受けと水場がデッキのポイントになっています。
近所のネコのお休みポイントらしい。
ベンチも塀と同じ足場板で。
統一感もシンプルにさせている要因ですね。
1階と会話できる窓。
基本的に白い壁ですが、
ここは色を使って。
空を見る窓。高いところにあるので、棒でひっかけて開けるようになってます。
ここにも色が。
決して大きい吹き抜けではありませんが、印象的。
照明もこの吹き抜け空間に設けてあるので、間接照明みたいになってます。
2階にあがると、廊下ではなくワークスペースで他の部屋とつながっています。