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『From プランターコテッジ』
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『From プランターコテッジ』
03-2 Space + architecture ← Art その3
RIKI-TRIBAL 小池雅久
私が何故、"すまいと"に文章を連載しているのか?
疑問でしょ?……だって私も不思議ですから。
ただ、「住まうこと」。
この行為の中に私の見たいものがどうやら、たくさん隠されているようで、
私の興味と視線はそこから離れることができないことは事実のようなのです。
私はこれまで、アートによって考え、見て、そして行動する生き方を選んできました。
それはほぼ無意識にしていることが殆どなので、人が私の行為を見て、
アーティストだと言う事もあるのですが、アーティストとは自分にとっての憧れの生き方そのものなのです。
そう呼んで頂けるのは非常に光栄なことなのですが、
今はまだ自分からアーティストですと名のることは「?」って感じです。
いずれにせよ、プランターコテッジと名付けた場所とその周辺を私がどのような視線で見ているのか。
そこから答えは導き出されるのだと思います。
プランターコテッジの外部には多くの植物がひしめきあっています。
プランターコテッジのプランターの意味は「植える人」。
この場所には、私の感性の原動力とも言える植物への感謝と尊敬を込めて。
そしてこの場所で共生する事によって、植物は更に多くの何かを見せてくれる事になることを確信して。
プランターコテッジは、私たちがその場所を選び、最初のきっかけづくりこそしましたが、
一応の完成から3年たった今、植物と私たちは(主に管理人である私の妻が)日々悪戦苦闘しつつ、
期待を遙かに越えるものを収穫しながら楽しく共生しています。
私が生まれ育った周辺は山あり川ありで、
そこでの遊びは言い換えると「如何にその自然を使いこなすか」のことを示し、
それは今考えると、本当の意味のエコ(エコロジーじゃなくてエコノミー)な遊びが中心でした。
幼少期に身に付いた技や経験は大人になってからも簡単には忘れること無く、
癖として身に付いている事も多くあります。
プランターコテッジも、そんなエコな癖を選択して、
と言うより「エコノミーな方法でなければ完成に近づけなかった」と言う方が正しい言い方でしょうか。
だから…
・身近で入手できる素材を使う。
・流用出来る可能性を探る。
・ゴミに見えても使い方一つで材料になる。
・出来る限り自分一人でつくる。
・形にとらわれず何を望んでいるか考える。
等々のエコな発想の数々を必要としました。
人って、せっぱ詰まると色々考えるものです。
プランターコテッジは最初から今までずっと、「あ〜あやっちゃった」の連続。
せっぱ詰まりっぱなし。
そんなプランターコテッジでの必殺技は、勝手に完成して行く壁。
そう、外壁の外側に這い上がるツタ植物連合軍による"壁制作隊"の出現です。
立派な言い方をすれば、壁面緑化なのだけれど、これって立派なエコノミーなエコロジー。
勝手に壁は出来て行く上に、夏の厳しい太陽熱から壁や屋根の温度を下げてくれるし、
その上、広大な緑の庭を手に入れられる。
秘密基地にはカモフラージュ作戦が有効とばかりに、プランターコテッジでも実践してみたのだけれど。………
おいおい、住宅地の中じゃ目立ちまくりだって???
是非一度プランターコテッジを体験してみて下さい。
夏真っ盛り、今が見頃です。
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