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 『From プランターコテッジ』



 05-1  “洞穴づくり”
プランターコテッジ管理人 小池つねこ

プランターコテッジの内部は、実は洞窟のようになっています。  
元々は6畳の四角い部屋とキッチン、バス、トイレですが、
すべてもとの壁は見えない状態にしてしまいました。
元々の壁の上に枝を組んでいき、その上に網をはって土を塗りこんでいきました。
竹をさいたもので格子を組んで、その上に土をぬっていれば、
四角い茶室のような部屋ができあがりますが、
プランターコテッジはケヤキの枝を組んで貼りつけていったので、
壁はでこぼこでフラットな状態ではなく、床も塗りこんでいったので、
四隅の角は一切なくなってしまいました。
最終的に洞窟のようなものができあがったわけです。

日本の家には角(かど/すみ)があります。
しかし、プランターコテッジには角がありません。
先端恐怖症の人には、もしかしてものすごく居心地がいい空間かもしれません。
日本の四角い部屋の緊張感も好きですが、
洞窟や、かまくら、テントといった探検心をくすぐる部屋は、
また違った緊張感?(笑)がありますね。
あまり考えたことはなかったのですが、プランターコテッジに置いている家具や食器等も、
あまり直線のラインを強調したものはありません。意識的にそうしたつもりはないのですが、
結果的には曲線のものが自然と多くなってしまいました。
外壁もツル植物で覆っているので、曲線だらけ。
最終的に、内部は穴ぐらのようになったので、
中に置く家具などは角をあわせて設置するなんてこともできません。         
四角い箱を渡されて、中に家具を配置してみてと言われれば、
ほとんどの人が角に家具をあわせて置くでしょう。

みなさんは、モンゴルのゲル(パオ)を知ってますか。
テント形式の伝統的移動住居ですが、全く角という角がなく、ドームといった感じの住居です。
しかし内部には四角い食器棚とかベッドとか置いている。
しっかり配置もきまっているようです。
四角と丸、直線と曲線、両方混ざっているのに居心地のいい空間であり、
調和がとれている。憧れですね。ゲルという“すまい”。
移動住居という点も、私はすごく憧れてしまうな〜。
そう思いながら、ある日、一冊の本のなかにモンゴルのゲルを見つけました。
そのなかで、モンゴルのゲルに住む一家が欲しいものとしてあげていたのが、
“鉄製の屋根がある、木とコンクリートでできた永久的住宅。” 

やはり大変なのですね〜。移動住居というものは!
そりゃそうですよね。ゲルも移動するたびに建てては壊し、建てては壊しの繰り返し。

大変なことを楽しいと思う人は根っからのDIY向き。
プランターコテッジも改装は大変だったけど、実に楽しかった!
(当時、すごく辛いって言ってたじゃないという友人の声が聞こえてきますが、、、) 
またやってもいいかな???と思う自分がいたりします。
漆喰をねるのも、大きなお好み焼きの下地作りと同じ。
粉と水を混ぜて、出来上るのを想像しながらねっていくとおもしろい。
色粉をいれて、何色にしようかな〜?とか
プランターコテッジの漆喰は、墨が入っている黒色とレモンイエローと朱色の3色。
色の微妙な調整は色粉の量で決まるので、自分で調整できます。
めんどくさがらずに楽しめる方。楽天家の方。
やってみると面白いですよ!お勧めです。


 
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