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『From プランターコテッジ』
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『From プランターコテッジ』
05-2 Space + architecture ← Art その5
RIKI-TRIBAL 小池雅久
連載コラムなのに、随分と間を空けてしまいました。
申し訳ありませんでした。
実は、あるホームページを立ち上げることに参加していて、
こちらのコラムに集中することができなかったのが理由です。
いや〜、サイトを一つ立ち上げることの、大変さときたら、甘く見ていたら大きな間違いでした。
想像していた、100倍は大変で、本当にビックリ!!!。
改めて、「すまいと」のスタッフの皆様に感謝する次第です。
「いつもありがとう!!!すまいとサン!」
で、宣伝してもいいのかな?調子良すぎ??
+glue(プラスグルー)と言うサイトです。
「すまいと」とはちょっと違った切り口で、
建築と言うよりどちらかと言うと「職人」系。
色々なモノづくりに携わる人と、
それを求めるユーザーとの出会いの場づくりができるサイトを目指しています。
さて、本題です。
先月の21日から一泊で、新潟県、六日町にある、アメリカ人アーティスト“ジェームズ・タレル”が造った
知る人ぞ知る、噂の「光の館」に泊まることができました。
ここは、アーティストがつくった建築という点で、プランターコテッジ作者の私としては、以前から興味深々でした。
タレルさん(さん付けは変?)にとってのアートは、一貫して光の存在が重要視されてきたのですが、
彼が見ようとした光が、どのように私に伝わったのでしょう。
そしてその日、とてもすばらしい体験ができました。
空間をつくり、そこに人を介在させる上では、
私もタレルもとても近い方法を使うアーティストだと思います。
「光の館」は、家の天井部分が大掛かりな仕掛けでスライドして開き、
3m×3mぐらいの空が、まるで絵画のように現れます。
「外と内の境界線上にある絵画」と言うのが最も妥当でしょうか。
アートに限らず、モノをつくる者にとって、こちら側と向こう側・内と外・陰陽に代表される、
異なる2点の関係は最も重要な要素です。
建築にしてみても、全てはこの2点の位置関係で成立しているはずです。
この具体的に存在する2つの場所、内側と外側を見る者により感じさせる為に、
境界線上に置かれた絵画をタレルは見せてくれます。
残念ながら、夕暮れのショーは天候の影響で見ることができませんでしたが、
うとうとしながら、布団をかぶりながら見た「夜と昼の境界線」は、例えると、
ボクサーが来ると解っているパンチをわざとよけずに、
そのまま顔面にクリーンヒット!
当然、何が起こったか解らないままダウン!
気がついたら、ロッカールーム。まさにそんな感じです。
そこで私たちが見ていた絵画は当然、そこには存在していないのです。
でも、部屋の外側を部屋の内側から眺めることで、その間に想像という絵画を、
はっきりと見ることができるのです。
始めは暗かった外側の空が、うっすらと白く変化し始めたと思うと、
やがて気がつくと、外側の方が内側よりも明るくなっています。
その時、自分が物理的には移動していないのに、はっきり確実に自分が外側に移動したことを
感じさせてくれます。実にすばらしい感覚です。
アートは理解しがたく、特別な勉強をした人たちだけが分かち合うものではありません。
どんな人の中にもアートを感じる為の想像力が隠されています。
ただ、その想像力を揺り動かすためには、ほんの少しのきっかけが必要です。
その、きっかけを暮らしの中に取り入れることで、まったく別の「住まい」を手に入れられるのだと思います。
プランターコテッジにおこし下さい。
ほんの少しのきっかけがあります。
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