
2階に上がると、ワンルームの空間。
断熱材は高性能のものを使用しているそうで、
蒸し暑かったこの日も、室内は快適。
風も吹き抜けていた。
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寝室と一体となった2階のLDK。
天井高は3.2m。
天井を高くすることによって、
1階ガレージのボリュームとバランスを取る。
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室内と一体感のあるバルコニー。
目隠しも万全。
階段の向こうがバスルーム。
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薪ストーブ
上部に鍋を載せて調理できる。
冬場はシチューがコトコト音を立てるのでしょう。
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奥さまの背丈に合わせてつくられたキッチン。
収納もたっぷり。
右にある換気扇は、引き出すと稼動し、
同時に照明も点く優れもの。
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同じ床材で仕上られた
バルコニー・バスルーム・洗面スペース。
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冒頭の案内文にもあるとおり、建築主のIさんは、お仕事柄、自転車、バイク、クルマを数多くお持ちだ。
Iさんは、そもそも家を所有するつもりはなかったという。
家を建てるきっかけとなったのは、大切なバイクの盗難。
「これはいかん!ガレージのある家に住まねば。」ということで、すぐに家を建てることを決め、
不動産屋さんに連絡を取り、短期間に40もの土地へ足を運び、この場所を決めたそうだ。
その行動力たるや、バイク盗難がIさんにとってどれほどの痛手だったかが偲ばれる。
その土地探しの最中、Iさんは住宅雑誌に大学の同級生の名前を発見する。
建築家となった中村高淑さんである。
そう、Iさんもまた建築学科出身だったのだ。
こうしてIさんは設計を中村さんに依頼することに決め、『秦野の家』がスタートした。
同級生、建築学科出身、クルマ・バイク等乗り物が好き、など共通点を持つ二人が進める設計は、
少年たちが秘密基地をつくるような楽しさを持っていたのではないだろうか。
完成した家の中で、中村さんが
「この壁に自転車を飾ることができるんだよ。」
というと、Iさんが
「あ、それいいねぇ!じゃ、新しい自転車を買おうかなぁ。」
なんて答える。
建築家取材で中村さんが、「家は”つかってなんぼ”のものですから。」とおっしゃっていた通り、
Iさんにとって、非常に使い甲斐のある住宅が完成したようだ。
これからIさんご夫妻の手によって、『秦野の家』がどんな風に使いこなされてゆくのか楽しみである。
竣工おめでとうございます。